トレード手法の作り方【ボリンジャーバンド編】3ステップで手法を作る！【ＦＸ初心者】
「ＦＸを始めてみたけど、手法ってどうやって作るの？」
「ＦＸで稼ぐための手法が決まらない・・・」
ＦＸ初心者がぶつかる壁のひとつ「手法探し」。
インジケーターを組み合わせて、オリジナル手法を作ったけど、「複雑になりすぎて使えない」なんてことも、FX初心者あるあるです。
私もこの道を通ってきたし、本当に何年も手法探しをしてきました。
手法はシンプルなほうがいいです。
そしてシンプルな手法は、自分で作れます！
今回は、手法の作り方をボリンジャーバンドを例にしてご紹介します。
しかも簡単（？）3ステップ。
テーマは「ボリンジャーバンドを使った、レンジ中の逆張り手法」についてやっていきましょう。
知っている知識の組み合わせで作るので、初心者の方にもオススメです。
＜目次＞
ステップ１：ＦＸの手法作りはトレンドとレンジの判断が命
チャートを見たらすぐトレード！なんてことは、絶対にありえません。
どちら方向にトレードするのか。
- 買い目線
- 売り目線
- 様子見
- わからない
この判断が出来ずにトレードするのは危険ですし、買いなのか売りなのかを決めるからこそ、どんな手法を作っていくのかを決められます。
今すべきことが判断できないのに、どこでトレードをするかを決めることは出来ませんから。
ＦＸのトレンド判断は日足で決めよう
目線や現在の流れは長期足で判断していきます。
そして、この目線の判断は、日足でするようにしてください。
つまり「長期足＝日足」と決める、ということです。
まずは日足を見て、トレンド中なのかレンジ中なのかを判断するようにしてください。
トレンドかレンジかはダウ理論を参考に
ＦＸを少し勉強すれば、ダウ理論は知っていると思います。
トレンドかレンジかは、このダウ理論で判断します。
- 上昇トレンド：高値と安値を切り上げている状態
- 下降トレンド：安値と高値を切り下げている状態
レンジは、それ以外の状態です。
今回作る手法は「レンジ中の逆張り手法」。
日足がレンジ中かどうかを判断してください。
もしもトレンドが出ていたら、逆らわないようにしましょう。
チャートの緑色のところは安値を更新しているので下降トレンド、つまりトレンド中です。
逆にいうと、ピンクや青のゾーンは、高値安値を更新していないゾーンといえますよね。
ここに価格が収まっているときは、レンジ中と判断できます。
今は「トレンドかレンジか」を基準に、目線を決めるということを理解してください。
ダウ理論はかなり基礎的な知識なので、もしも知らなかった場合は少し勉強してください。
申し訳ないです。
ステップ２：手法作りとは優位性があるところ探し
次に、具体的にトレードする場所を考えていきます。
レンジとトレンドの判断はダウ理論を使いましたが、ここでもよく聞く根拠を使っていきます。
優位性が高いであろう根拠も、知っている知識で探せます。
手法の根拠を集める
二つの根拠で、日足逆張りするところを決めました。
- レンジとトレンドは「7：3」
- ボリンジャーバンド±2シグマに、価格の約95％がおさまる
これよく聞きますよね。
チャートを開いて、パッと見た感じでもけっこう根拠として採用できます。
実際にチャートを確認してみてください。どうですか？
というわけで、この二つを根拠に逆張りするところを決めました。
ピンクが売り目線、青が買い目線。
逆張り手法としてトレードを考える場所です。
続いては、実際にエントリーするタイミングを決めていきましょう。
ちなみにですが、根拠が崩れたらさっさと損切りです（トレンド発生ということです）。
ステップ３：ＦＸで勝つ手法に大切なエントリータイミングのとり方
目線があっていても、タイミングが上手くいかないと損切りに遭ったりします。
手法作りの大切なポイントとして、タイミングというのは外せません。
タイミングをとるには下位足を見る
日足のローソク足は、1日で1本形成されます。
1時間足なら1時間で1本です。
24時間の中で反発の動きがあったとしても、日足のままだと1本のローソク足。
動きはわかりません。
虫眼鏡を見る感覚です。
一箇所をより大きく見やすくするために、時間足を落としていきます。
では日足の下位足として、1時間足を見ていきましょう。
有名なサインを使おう
ここでも反転のサインとして有名な根拠を採用します。
- ダブルトップ
- ダブルボトム
この二つは、反転のサインとして必ず出てきます。
日足で決めたトレードを考えるゾーンに来て、1時間足が一度反転すれば、2度目にその価格へ来たときは迷わずエントリーするということです。
このチャートは、さっきの日足をそのまま1時間足にしたものです。
二つ目の矢印のところが、トレードをするべきところです。
- 日足で買いを考えるところ
- 1時間足で2点目（＝ダブルボトム）
ということです。
ここまでくれば、実際のチャートを見ても難しくないと思います。
本当に難しいのは、このタイミングまでトレードをせずに待てるかどうかですが・・・。
まとめ
実は、今回作った手法は、実際に私が使っている手法の一つです。
普段、ツイッターでも書いたりしています。
その手法が出来上がるまでを書いてみました。
簡単な、そして有名な根拠を組み合わせて作った、ＦＸの取引手法です。
実際に使えるかどうかは、検証と練習をしっかりするようにしてください。
何か質問や迷ったことがあれば、お気軽にツイッターまで。
ちなみにツイッターでトレードシナリオを書いたりしていますので、フォローしていただけるとうれしいです。
